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覚せい剤の依存性、習慣性について [法律に関する問題]

 最近著名人が覚せい剤取締法違反で逮捕されましたが、この方には、数年前から覚せい剤使用疑惑があり、警察もマークしている筈なのに「何故自重できかなったのでしょうか」、という質問をよく受けます。これは、勿論、本人の意思の問題になるので、本人が覚せい剤を絶つ意思がなければどうしようもないのですが、本人に覚せい剤を絶つ意思があっても、覚せい剤を完全に絶つことは難しいことがあります。頭では分かっていても、ちょっとしたきっかけで再使用してしまうことがあります。先日も、覚せい剤事犯で執行猶予の判決を受けた被告人がいました。この方は「社会内で真面目で働く、病院にも行く」ということだったのですが、結局、判決後、わずかの期間で使用してしまい、その事件では実刑判決を受けました。この場合、前の執行猶予判決は取り消されますので、前の判決と合わせて、相当期間服役しなければなりません。

 では、数年絶ったから大丈夫か、というとそうでもありません。刑務所では当然覚せい剤を使用できないわけで、相当期間後に出所するのですが、本人が覚せい剤を絶つ意思があったとしても、何年絶っていたとしても、つい覚せい剤を使用してしまい、結局戻ってしまう、というケースも結構あります。覚せい剤を入手できるような環境に近づいたことに問題のあることも多いので、そのような環境を作らないとか、本人の強い意思や病院で治療も受けるのも重要ですが、それだけでは不十分ということで、薬物使用で悩んでいる多くの方を受け入れながら、依存症からの脱却を脱却を目指すという団体も各地にあり一生懸命活動しています。薬物使用で本人も苦しんでいることもあります。このような団体も活用するのもいいと思います。

 PS ソラン君のこと

 ソラン君が死んで4ヶ月近くなりました。最近は、悲しいことは悲しいですが、以前みたいなことはなくなりました。それでも、写真を見るとなんともいえない感情に包まれることがあります。VIVI君はいますが、VIVI君は、散歩嫌いですから、散歩できず、また、都合のいいときしか寄ってこないので、VIVI君には悪いのですが、ソラン君のことを思い出すてしまうことがあります。VIVI君も年のせいか分かりませんが、やせてきましたので、先日、病院につれて行ったのですが、特に問題はないということではありましたが、ちょっと心配です。長生きしてもらいたいと思います。


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